一人で法律事務所を経営する弁護士のためのサポートサイト

Lawyer's Helper

法律・法律事務

証拠説明書を正しく作成できている?~その2~

投稿日:


証拠説明書を正しく作成できている?~その1~からの続きです。

cocoparisienne / Pixabay

(参考)証拠説明書のフォーマット

証拠説明書

■ 証拠説明書作成のポイント(続き)

原本・写しの別

  • 手元の書類が,原本か写しかによって,記載が異なります。
  • 送付嘱託により送付された文書を書証とする場合,送付された文書が原本であるときは,「原本」となり,写しのときは,「写し」。謄写の際に,どちらか確認する。
  • インターネット上のサイトの印刷データを書証とする場合,印刷した書面を原本と考えるので,「原本」。
  • 電子メールの印刷データも,手元にあるデータが原本と考えるので,「原本」。

作成者

  • 判決正本を書証とする場合,「裁判所書記官」。
  • 論文を書証とする場合,論文の作成者。雑誌編集者ではありません。
  • 登記事項証明書を書証とする場合,「○○地方法務局登記官」
  • 診療録を書証とする場合,「○○○○病院」
  • 代理人弁護士が証拠のために撮影した写真や報告書を書証とする場合,「原告代理人/被告代理人」
  • 録音データや録画データを書証とする場合,録音(撮影)をした人。
  • 電子メールを書証とする場合,送信者。

立証趣旨

当該書証によって,どのような事実を証明したいのかを具体的かつ端的に記載します。
「具体的ってどの程度?」という方は,以下を参考にしてください。

  • ○○○○の現況
  • 本件建物周辺の賃料相場
  • 被告が,本件契約の○○を承諾した事実
  • 原告が,○○に対し,○○を支払った事実
  • 原被告間の離婚調停が平成○年○月○日調停不調となった事実
  • 原告と被告が,平成○年○月○日,○○契約を締結した事実
  • 被告が原告に対して,平成○年○月○日に,金○○万円を支払うことを約した事実

証拠説明書の作成は,最初は,時間がかかるかもしれませんが,コツさえつかめば,容易に作成できます。
せっかく作成するなら,裁判官が,一目見ただけで,十分,立証主旨が伝わるような文章で仕上げたいですね。

 

 

お役に立てましたら,お好みのソーシャルネットワークで記事をシェアして下さい。


adスマホ用

adスマホ用

-法律・法律事務

Copyright© Lawyer's Helper , 2017 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.