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確定証明書を手に入れる方法とは?

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訴訟案件を受任し,判決が出たから終わり…ということにはなりません。
判決が出た後にも,事件ごとに手続きが必要となります。

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今回は,判決が確定したあとに取得する「確定証明」について説明します。

確定証明書とは

判決や審判が出た後,判決(または審判)が確定していることを証明する文書のことです。
確定とは,出された判決(または審判)に対して不服が言えない状態になっているということ。

自分が勝訴した案件なら,相手が控訴するかが特に気になるところです。

通常,判決(または審判)が出てから,2週間で確定します。
当事者に送達の場合は,送達後から2週間です。

確定証明書は必要か

確定証明が絶対必要かというと,そうではありません。

確定証明が必要となる主な場合は以下のとおりです。

  • 裁判離婚で市町村役場に離婚届を提出する場合
  • 判決(または審判)に基づく執行手続を行う場合
  • 遺産分割事件の審判に基づき,銀行に対して相続の手続きをする場合
  • 法定後見制度を利用する場合,後見人等に選任後,金融機関などに後見制度の手続きをする場合

確定証明書を手に入れる方法

確定証明書は,申請しなければ交付されません。

  • 手数料 150円(収入印紙)
    ※1枚につき150円ですので,複数枚必要な場合は,150円×必要枚数分の収入印紙が必要です。
  • 申請先 判決(または審判)をした裁判所
    ※判決(または審判)が出てすぐの場合,その事件の担当書記官が対応します。
    ※判決(または審判)が出てから時間が経過しており,記録が倉庫で保管されている場合は記録係が対応します。
  • 申請方法 郵送または持参
    ※郵送の場合は,返信用封筒の同封を忘れないように!
  • 必要書類 申請書2部(1通は申請用,もう1通は,証明書として受領用)
    申請用の書式は下記のとおりです。

原 告 ○○○○
被 告 ○○○○

判 決 確 定 証 明 申 請 書

平成○○年○○月○○日

○○○○裁判所民事第○○部○○係  御 中

原告(または被告)訴訟代理人弁護士○ ○ ○ ○  印

上記当事者間の頭書事件について,平成○○年○○月○○日言い渡された判決は,平成○○年○○月○○日確定したことを証明願います。

 

請    書

平成  年  月  日

○○○○裁判所民事第○○部○○係  御 中

原告(または被告)訴訟代理人弁護士○ ○ ○ ○  印

判決確定証明書1通を受領しました。


※「請書」部分の日付は空欄。
※申請書の確定日部分(平成○○年○○月○○日)は,電話で裁判所に確認のうえ,確定日を入れるか,あらかじめ確認せず申請する場合は,空欄で作成します。
※ 証明書として受領用の書式は,上記書式の「請書」以下を下記に置き換えます。

申請のとおり,相違ないことを証明する。
平成  年  月  日
○○○○裁判所
裁判所書記官


 

 

 

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